Vol.21 聴く姿勢を整える~うなずき・あいづち~

前回のコラム(Vol.20)では、気持ちを吐き出された時、本人と会話ができるようになった時のポイントとして、とにかく聴くことの大切さをお伝えしました。

 

今回のコラムでは、どのようにご本人の話を聴くか、そのポイントについて、お伝えしていきます。

 

一番のポイントは、言葉ではありません。姿勢です。

ながら聴きではなく、本人の方に身体を向けて、真剣に聴くこと、これが、話を聴く際の基本的な姿勢です。

 

その姿勢で、本人の話を聴きながら、うなずいたり、あいづちをしたり、といった動作や声掛けを加えていきます。

 

うなずきながら話を聴くことで、視覚的に「私はあなたの話を聴いていますよ」というメッセージを伝えることができます。

 

話を聴きながら、自然にうなずきができるようになったら、会話の中であいづちを加えてみることをお勧めしています。
“あいづち”とは、たとえば、「へぇー」「そうなんだ」「なるほどね」といった言葉かけです。

聴覚的にも「話を聴いている」というメッセージを届けることが可能となります。

 

聴く姿勢を整えて話を聴くことで、本人は、「自分の気持ちを受け取ってもらえた」と思うことができます。

 

否定されない安堵感と、聴いてくれる安心感が、本人の心の栄養となります。

この心の栄養こそが、今後本人が自分の一歩を進めるための、一番基礎の土台となるものであり、動き出すエネルギーとなっていきます。

 

この他のポイントについては、また次回以降に、お伝えしていきます。

 

 

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