Vol.18 関わり方の基本② つぶやき

前回のコラム(Vol.17)で、ご本人との関係性回復のための第一歩として、家族間でのあいさつをご提案させていただきました。

最初のうちは、家族間であいさつすることも慣れないかもしれませんが、あいさつが日常化することで、徐々に慣れ、ご本人への声掛けに対するご家族の抵抗が少なくなってくるかもしれません。

 

ご家族として家庭内での会話に対して抵抗が少なくなってきたとき、
あいさつにプラスしてお勧めしているコミュニケーション方法は、ご家族が独り言のようにつぶやいてみることです。

つぶやく内容としては、気候や時事ニュース、飼っているペットや家庭菜園に関する話等、ご本人に直接関与しない内容が良いとされています。

この段階でも、これからのことなどご家族としての不安や困り感をつぶやくことは、時期尚早です。

 

ご家族から突然話を振られても、答えられないことが多いようですので、返事は来ないかもしれません。

あいさつする時と同様に、返事が来ないことを想定して、独り言のようにつぶやくことが、コミュニケーション回復のきっかけとしては有効だと思います。

 

ご家族からのあいさつやつぶやきに対して、何らかの形でリアクションを示すことができるようになった時、
もしくは、家族がいる時間帯に茶の間に出てくるようになったり、本人の姿を見かけることが増えてきたりと、ご本人の様子に変化が感じられた時、
家族としての関係性が回復してきたということになるかもしれませんね。

 

独り言やつぶやきが、コミュニケーション回復のきっかけになることがあります。

小さなこと、些細なことの積み重ねが、とても意味のあることだと思います。

無理のない範囲でできることから、始めてみませんか?

 

家族としての関わり方のポイントやコツについて、今後も順次コラムにて掲載していきます。

ご本人への関わりについて、より具体的に知りたい…など、相談を希望される場合には、
まずは一度当センターまでお問い合わせください。

ご相談お待ちしております。