Vol.16 病院受診を考えた時

一言で「ひきこもり」といっても、その状態は様々です。

一人ひとり状態像が異なるのと同様に、
その方がひきこもらざるを得ない状態になってしまった理由や、
ひきこもり状態の背景にあるものについても、一人ひとり異なります。

身体状態が優れずに、外に出られるような状態ではなかったり、
社会に出たものの、挫折をしてしまい動き出すためのエネルギーがなくなってしまったり、
精神的に不安定な状態で、他人の目が怖くなってひきこもってしまった
という方もいらっしゃるかもしれません。

様々な背景から、人との交流や外出を避けようとする状態に至り、
結果として、学習や仕事、対人関係など、日常生活において支障が生じて、「ひきこもり」の状態となっていきます。

 

ご本人の状態によっては、医療機関に繋がる必要性がある場合も考えられますが、ご本人が受診の必要性に気付くことは、なかなか難しいことでもあります。

ご家族として、ご本人の心の状態を心配し、病院受診に繋げたいと思っていても、そのきっかけをつかめずにいる時、
ご家族が、各圏域の保健所や各市町村担当課で実施している“こころの健康相談”を受けるところから始める方法もあります。

「精神的に不安定かもしれない」「周囲の視線を気にして外に出られない状態に見える」など、
ご家族だからこそ感じ取れるご本人の状態について、専門家へ相談することで、ご本人に対するアプローチの手がかりを見出すことができるかもしれません。

“こころの健康相談”の詳細につきましては、お住まいの地域の保健所や市町村の相談担当課へお問い合わせください。

 

ひきこもり相談支援センターでは、ご本人やご家族のお話を伺いながら、今の状況の整理や、支援機関へ繋がるまでのお手伝いをしています。
相談をご希望の場合には、まずは一度ご連絡ください。