ご家族の思い【Vol.11】

最近は、メディアの影響もあり、「ひきこもり」という言葉も認識されるようになりました。

 

ひきこもりの理解が進んでいるようにも見える一方で、
[ひきこもりという生き方=よくないこと]というような概念が、まだ残っているように感じます。

ご家族が、いざ勇気を出して相談に行こうとしても、このような社会の雰囲気では、相談に行くことさえも憚られてしまうかもしれません。

 

ひきこもり状態とならざるを得なかったご本人のみならず、ご本人を支えるご家族も

ご家族としての苦しみや孤独を感じているのではないか。

肩身の狭さを感じ、心苦しくなっている方もいるのではないか。

 

相談対応をしている中で、このように感じることも多々あります。

 

♦この先どうなってしまうのか。。。

♦本人に仕事をして欲しいと思うし、仕事をするようにと伝えてきたが、家族ではどうにもできない。。。

♦話し掛けてはみたが、本人からの反応がない。どうしてよいかわからず、困った。。。

 

ご本人のことを案じているご家族としても、生活の中で様々な思いや感情が出てくることと思います。

ご本人を思い、頭を悩ませ続けることで、心の余裕もなくなってくるかもしれません。

 

不安や悩みをご家族だけで抱えこまずに、まずはお話してみませんか。

ひきこもりに関するお困り事がありましたら、ぜひ一度ご連絡下さい。

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