ステイホームとひきこもり【Vol.10】

2020年も、残り1週間を切りました。

今年は、新型コロナウイルスの影響を受けて、みなさんの生活も一転したのではないでしょうか。

 

緊急事態宣言が出され、ステイホームが必要だとあらゆる立場の方が声をあげていた時期、
得体の知れないウイルスへの恐怖や、生活への不安感が募り、自宅の中で過ごすしかない日々が続いていたことは、今年の象徴と言えるかもしれません。

 

このように、人は恐怖や不安を感じることがある時、自分の心身を守るためにも、外に出ないという選択をすることがあります。

 

ひきこもりとなっている方も、社会に対する恐怖心や不安感から自分の身を守るために「ひきこもる」という選択肢を取らざるを得ない状況となっています。

 

厳密に考えると違うかもしれませんが、
ステイホームの必要性が訴えられている現在の社会状況とひきこもりの状態像は似ているのかなあと、この1年を通して感じました。

 

福島県内(特に、福島市)でも、新型コロナウイルス感染の拡大が見られています。

まだまだ不安定な日々が続いていくかと思いますが、皆さんで支え合って、暮らしていきましょう。

前の記事

本人の葛藤【Vol.9】

次の記事

ご家族の思い【Vol.11】