前回のコラム【Vol.33】では、ある一人の方のひきこもりの体験談をご紹介しました。 一人ひとりそれぞれ異なる人生のストーリーがあります。そのため、全ての方に、マッチする関わり方や支援内容はないと思いますが、体験談から何 […]
今回のコラムでは、ひきこもり経験がある方に、当時の様子や気持ちについてお話を聴いてきましたので、ご紹介します。 〔これまでの経過〕 就職活動の失敗、心身不調が重なり、大学卒業後9年間ひきこもり。 身近な友人が心身不調をき […]
ご相談に来ていただいた多くの場合で、ひきこもり状態とならざるをえなかったご本人だけでなく、ご本人の生活をサポートしてくださっているご家族自身も傷つかれている様子が見受けられます。〔ご家族の思い【Vol.11】〕 これまで […]
人間には、危険を回避する力があります。 例えば、皆さんも、電車の来る警告音の鳴っている踏切には入らない、万が一通行中に遮断機が下りてきたら急いで線路内から出るなど、日々、自分の心身を守るための行動をとられていることと思い […]
前回のコラム(Vol.29)にて、動き出し期の過ごし方について、お伝えしておりました。 今回は、ご本人が動き出した後の対応のポイントについてです。 動き出し期が来て、ご本人が社会と繋がれるようになったとしても、支援 […]
「ひきこもり」は、身体面や精神面、社会的な状況などさまざまな要因の結果として、自宅にとどまったまま、就学や就労、家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヶ月以上続いている状態を表す言葉です。その状態像もさまざまで、自室や家から全く出ない方や、ひとりで買い物や映画、スポーツ観戦等に出掛けることが出来る方もいます。
病気の名前ではありません。ただし、何らかの精神疾患や発達障害が原因の一つである場合があります。
様々な要因が絡み合っている状態ですので、自分たちだけで何とかしようと思うと、不安も心労も増えていきます。「ひきこもり」の長期化を防ぐためにも、適切な支援を受けることが必要と言われています。
様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家庭外 での交遊など)を回避し,原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念。
(厚生労働省 ひきこもりの評価・支援に関するガイドラインより)
福島県ひきこもり相談支援センターは、福島県が設置しているひきこもりに特化した第一次相談窓口です。
福島県県内全域、全年齢を対象として、ひきこもりのご本人やご家族等に対する相談の対応及び相談支援の総合的なコーディネートを行っています。
本事業は、福島県より特定非営利活動法人ビーンズふくしまが委託を受け、運営しています。