メディアなどで、「中高年のひきこもり」や「8050問題」が取り上げられているように、ご本人を支える親だけでなく、ひきこもり状態となってしまっているご本人の高齢化も話題となっています。 最近の当センターの相談状況を見ていて […]
前回のコラム〔Vol.11 ご家族の思い〕では、日常生活においてご本人のサポート役を担ってくださっているご家族の思いに触れてみました。 ご家族にも、心のゆとりは必要です。 心の中の風船がパンパンに張り詰めて […]
最近は、メディアの影響もあり、「ひきこもり」という言葉も認識されるようになりました。 ひきこもりの理解が進んでいるようにも見える一方で、 [ひきこもりという生き方=よくないこと]というような概念が、まだ残っ […]
2020年も、残り1週間を切りました。 今年は、新型コロナウイルスの影響を受けて、みなさんの生活も一転したのではないでしょうか。 緊急事態宣言が出され、ステイホームが必要だとあらゆる立場の方が声をあげていた […]
前回のコラム「Vol.8 環境を整える」では、生きるエネルギーを溜めるための環境を整えることについてお話させていただきました。 安心できる生活環境を整えることで、さらに家から出なくなって、ひきこもりの状態が […]
「ひきこもり」は、身体面や精神面、社会的な状況などさまざまな要因の結果として、自宅にとどまったまま、就学や就労、家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヶ月以上続いている状態を表す言葉です。その状態像もさまざまで、自室や家から全く出ない方や、ひとりで買い物や映画、スポーツ観戦等に出掛けることが出来る方もいます。
病気の名前ではありません。ただし、何らかの精神疾患や発達障害が原因の一つである場合があります。
様々な要因が絡み合っている状態ですので、自分たちだけで何とかしようと思うと、不安も心労も増えていきます。「ひきこもり」の長期化を防ぐためにも、適切な支援を受けることが必要と言われています。
様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家庭外 での交遊など)を回避し,原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念。
(厚生労働省 ひきこもりの評価・支援に関するガイドラインより)
福島県ひきこもり相談支援センターは、福島県が設置しているひきこもりに特化した第一次相談窓口です。
福島県県内全域、全年齢を対象として、ひきこもりのご本人やご家族等に対する相談の対応及び相談支援の総合的なコーディネートを行っています。
本事業は、福島県より福島県青少年育成県民会議及び特定非営利活動法人ビーンズふくしまが委託を受け、運営しています。